感動中国100 記事一覧
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第95回
世界自然遺産の古橋と癒しの峡谷茘波(リ-ポ)小七孔/西江千戸苗寨
茘波(リ-ポ)小七孔(穴)は貴州省黔(チィェン)南布依(プイ)族苗(ミャオ)族自治州茘波県にある世界自然遺産。2017年に茘波を訪れたが小七孔は工事中で入ることが出来ず7年振りだった。朝早く、誰もいない小七孔に行った。有名な古橋は緑の水の中でひっそりと佇んでいた。
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第94回
カルスト峰の林と古銀杏の村、大瀑布黄果樹瀑布/妥楽(トゥオル)村/瑶族の村
万峰林を見渡すことができる山に登った。三角錐の山の麓には小さな村が点々とあり、緑の畑と収穫後の茶色い畑が拡がっていた。春にはその村は菜の花畑に囲まれ、一面の黄色い畑の向こうに万峰林が見える
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第93回
美麗重慶と千年石刻重慶市内/大足
大足石刻を見ていると、よくこのような多くの仏像を石に刻んだものとただ驚嘆するばかりである。敦煌莫高窟で、真っ暗な洞窟内の大きな像を見た時、崇高な、神秘的な空間に入ったとの感慨を持ったが、大足石窟は太陽の光がさす明るい場所にあり、精緻に刻まれた一体一体の像が語りかけてくるような感覚になる。
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第92回
青海省の明代古城と寺丹ガ尓(タンガル)古城/西寧塔尓寺/西寧駱駝寺
塔尓寺は中国北西部のチベット仏教の中心のお寺。明代、清代の歴代の王は寺に称号を授けた。歴代のダライラマもこの寺で宗教行事を行い、数々のチベット仏教経典も多く収蔵されている。
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第91回
青海湖の春格尓木から都蘭への道/卓蘭草原、熱水墓群/青海湖/達坂山、門源
青海省の春は遅い、7月になると青海湖畔や村は菜の花で黄色く染まる。草原で見えるのは黄色と空の青だけ。青海湖畔では、湖の青と空の碧、どこまでも続く黄色い草原が見える。 青海省の人口は600万人弱。うちチベット族が150万人、回族が95万人ほどである。
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第90回
万山の祖と三江源崑崙山/可可西里/玉珠峰/野牛溝/崑崙山瑶池
中国古代神話の仙女、西王母は崑崙山瑶池(ヤオチ)に住み、そこに育つ蟠桃(パントゥ)を食べると不老長寿になるという。西王母が住む瑶池への道は野牛溝という崑崙川沿いのすばらしい景観道で、崑崙山の主峰の一つ、標高5,477mの玉虚峰を見ながら進む。西王母に導かれて神話の世界に入っていくような気がした。
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第89回
太陽と水と塩の神秘阿克塞から格尓木/黒独山/察尓汗(チャアルハン)塩湖
アンデス、ボリビアのウユニ塩湖も美しい塩湖だが、このチャアルハン塩湖も決してウユニ塩湖に劣らないだろう。その最も美しい時期は5月~10月、殊に夏場が気候も安定して最適シーズンと言われる。春には氷と雪の塩湖も見られる。 美しい塩湖を見るには太陽光が必須、だから運にも恵まれないといけない。
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第88回
シルクロードの祈り馬蹄寺/嘉峪関と明長城/敦煌郊外/鳴沙山月牙泉/敦煌莫高窟
「月光下范范沙漠 」、月の砂漠をはるばると・・思わず口ずさみたくなる鳴沙山月牙泉である。鳴沙山月牙泉は甘粛省酒泉市敦煌近郊にある砂漠と泉。鳴砂山は砂山を滑り降りると砂がこすれて音を出すことでその名がつき、月牙は三日月、泉が三日月のようでその名がついた。泉は古代より枯れることがなかったが、最近は注水もしているようだ。
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第87回
天上の画家祁連山草原/七彩丹霞/外星谷
甘粛省張掖(チャンイェ)に不思議の世界、神の造形の七彩丹霞がある。 こんな絵を誰が描いたのだろう。天上の画家と言いたくなるような七彩丹霞だった。 鳥や虫、蝶も他を引きつけるためにいろんな色や姿で美しく着飾る。山も人を引きつけるために神が絵を描くのだろうか、と思いたくなる七彩丹霞である。