2019年春 滋賀県、蓬莱山・三井寺
2018年秋 岡山県、鳥取県、下蒜山・那岐山
日本の西、中国地方の岡山県と鳥取県の境に蒜山高原があります。蒜山高原には蒜山三山と呼ばれる上蒜山、中蒜山、下蒜山の三つの山があり尾根で繋がっています。2018年の晩秋,下蒜山に登りました。その日はあいにく曇り空、登り始めると次第に空に雲が拡がり、山頂は小雪が降っていました。急いでおりかけた時、頂上近くで誰かが演出したように山の風景が変わり始めました。感動の一コマでした。そして下山を始めると、雲の切れ間から金色の蒜山を見ることができました。下蒜山に登った翌日、近くの那岐山に登りました。前日とは異なり麓は紅葉が美しく、おだやかな山容の那岐山の頂上からは360度、遠くは四国や京都の山々まで望むことができました。
2018年夏 三重県、高見山・三峰山
日本の近畿地方、奈良県と三重県の県境に高見山と三峰山という冬の霧氷で有名な山があります。冬、日本海から吹き付ける風が琵琶湖を通り、そのまま高見山、三峰山にぶつかるので美しい霧氷が現れます。
高校2年の時、学校の友達と高見山の麓の渓谷に行き、朽ち果てた山小屋で泊まった思い出があります。沢で釣をして塩焼きで食べた魚の美味しかったことを覚えています。
その時が人生で初めての山登りだったでしょうか。その時の服装は、体操の時間にはく白のだぶだぶのトレパンと白の運動靴姿でした。それから登山靴やリュックやテントを買いましたが、現在の山の服装や道具とは比較にならないほどの、時代がかったものでした。テントやリュックは今とは比べようもない重さで、おまけに夜露に濡れて、翌日は重くなります。
そんな思い出の高見山に55年ぶりに行きました。
そして翌日、高見山の向かいの三峰山に登りました。