2020年初春 奈良県、三重県 三峰と高見山
高校生の時、といっても今から55年以上前、度々奈良県の南に聳える大峰山系の弥山川を登り標高1915mの八経ガ岳という山に登っていました。高校時代のクラブは山岳部でなく軟式テニス、今のソフトテニス部。どういうわけかその中に山が好きな人が多く、テニス部内の山岳部のようなクラブでした。ある時、大峰山の最寄り駅で電車を降り、バスの切符売り場で並んで横を見ると、偶然、クラブの先輩も並んでいました。先輩は私が登る弥山川の先の神童子谷を一人で登ると言う。そんな経験のあるおもしろいクラブだった。
高校時代に何度も登った弥山川の思い出が強く、55年ぶりにもう一度登りたいと思っています。しかし、山のガイドの本を見ると弥山川は関西の難関コースとされています。高校時代はそんなことは何も考えず登っていましたが、果たして体力が持つか、心配ですが。
高校生の時に見た大峰山の霧氷が懐かしく、霧氷を見たくなり大峰山に近い三峰と高見山に登りました。高見山も高校時代の懐かしい思い出があるところ。人生で初めての山登りが高見山、当時、山に登るのに何を着るのかわからず、当時の写真を見るとなんと、学校の体育の時にはく白いトレパン姿と運動靴でした。
今は三峰と高見山は霧氷で有名になり、シーズンには霧氷バスが走り、カラフルな登山服を着た女性もたくさん登り、楽しい雰囲気で霧氷登山を楽しむことができます。