2107年春 大分県、九重 「坊がツル賛歌」という歌があります。「人みな花に酔う時も 残雪恋し山に入り・・・」という歌詞で曲は始まります。この歌は九州の大分県にある九重山、九重連峰とその山懐にある坊がツルという、周囲を山で囲まれた高原湿地帯を歌った歌です。九州には北に九重、南に行くと阿蘇、さらに南に霧島と雄大で美しい山々があります。その中でも九重は多くの九州人が憧れ四季を通じて山登りやキャンプを楽しんで来たところです。ことに春のミヤマキリシマが咲き乱れる時、秋の紅葉は日本でも有数の美しい風景です。