2018年春 徳島県、剣山・三嶺
日本の四国地方の徳島県の山深いところに祖谷という里があります。深山幽谷に囲まれた棚田の風景が見られる素朴な山里で、「祖谷のかずら橋」と呼ばれる渓谷にかかるかずら橋で有名です。その祖谷に華麗な姿を見せているのが剣山で四国一の大河、吉野川の源でもあります。剣山の山頂には剣神社があり、ユダヤの民の剣伝説がある山です。祖谷の里では競うように桜が咲いていました。剣山と長い尾根で結ばれているのが徳島と高知の県境にある三嶺です。まだ雪が残る三嶺に登り、その翌日、駆け足で剣山に登りました。三嶺の麓からダケモミが群生する長い丘を登りつくと視界が開け、急峻な崖筋の道に出ます。そこから見上げた雪が残る三嶺の姿はいつまでも思い出に残ります。剣山、三嶺に向かう途中、淡路島の花桟敷公園で春の花を楽しみました。